動物病院でのペットの医療トラブル

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獣医療過誤相談室に寄せられたペット医療に関するトラブル

獣医療トラブルが発生した動物病院の地域分布

医療過誤相談内容要約と獣医療トラブル件数

解決済み・未解決・現在抗争中を全て含んだ件数です。
抗争中、事情のある相談内容のものに関しては詳細は公表しません。



(県名の上にカーソルを乗せるとペット医療トラブルの相談件数が表示されます)


ペットの医療過誤相談 発生地域分布 北海道(1) 青森 岩手(1) 宮城(2) 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京(4) 神奈川(7) 新潟 富山(1) 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知(4) 三重 滋賀 京都(1) 大阪 兵庫(1) 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口(1) 徳島 香川 愛媛 高知 福岡(2) 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄

獣医療過誤相談 地域別 獣医療トラブル件数
(2005年1月8日現在 25件)

最多地域は神奈川県です。

北海道(1)
青森県 岩手県(1) 宮城県(2) 秋田県
山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県
埼玉県 千葉県 東京都(4) 神奈川県(7) 山梨県
長野県 新潟県 富山県(1) 石川県 福井県
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徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県(2)
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鹿児島県 沖縄県 海外



獣医療過誤相談 トラブル内容要約 最多の獣医療トラブルは?
(2005年1月8日現在)

獣医療過誤相談への相談内容で最も多かった獣医療トラブルは小型犬の足の骨折。 獣医師の治療によって骨折は治癒せず、逆に状態が悪化したと訴える相談でした。  


<獣医療過誤相談室 担当獣医師から>

現在の日本の一般水準的な獣医療において、骨折治療にギブス適用のケ ースは少なく、また飼育環境改善で犬の放し飼いが減ったことにより交 通事故に遭い骨折する動物が減っています。

その反面、獣医師もペットの骨折治療の症例にあたる機会が減少したた めに、骨折治療の知識や治療に関して不足気味です。
もしペットが骨折した際には、安易にたかが骨折、安易にギブス固定と 思わず、その骨折のケースに該当する治療法などについて獣医師によく質問、相談、確認し慎重 に動物病院を選びましょう。
小型犬の骨折治療は非常に困難です。
小型犬の骨は細いために、治療の際に加わった力で、他の箇所が骨折し てしまうことが決して少なくありません。
残念ながら、現在の日本の獣医療の医療技術レベルにおいて、骨折治療の際には、 起こりえる合併症の一つです。

慎重かつ適切な治療を行うために、事前のレントゲン撮影は必ず依頼し て下さい。
それは後々飼い主さんのためにも重要なことになる場合があ ります。
最初の患部以外に後に骨折の箇所が発見された時に、治療前の レントゲン撮影は、最初の患部以外の骨折がどの時点で起きたものかと いうことを、後々検証する際に判断材料として必要になってきます。
治療前に撮影したレントゲン写真が無いと、その最初の患部以外に起き た骨折が獣医師の治療によって引き起こされたものなのか否かを事後に 証明することは困難になります。

また当相談室には、治療に際し獣医師が患蓄を押さえるために加えた力 によって両顎が砕けた可能性も否定出来無い事例も寄せられています。
場合によっては、ペットを無理な力で押さえることを回避するために、 麻酔を使う選択肢も考慮する必要があります。

飼い主自身がペットに骨折させないように気をつけること、病的骨折を 起こさぬように飼い主もペットの日頃のケア、管理を大切にしましょう。
病的骨折は日頃の飼い主の適切な管理により回避することが出来ます。
歯に関するケアは、毎日の食べ物の選択と歯磨きによるケア、さらに、 適切な周期での歯石除去で予防することができます。

獣医療過誤相談室 担当獣医師


件数最多
骨折治癒せず状態悪化
顎がズレた
帝王切開→腸閉塞
肺炎と言われたが死因不明
骨折した猫を入院させたら不明死
馬尾症候群 腫瘍に気が付かず さらに入院中に自傷しペニスを食いちぎってしまう事故に
虫下しの投薬後、状態悪化
食欲不振で診察。注射後すぐに、痙攣し死亡。死因不明
腹腔内腫瘍、急性出血性腸炎
術前検査を怠り子宮蓄膿症に気づかず不妊手術 死亡
毎回の爪切りの苦痛を避けるためということで血管を焼かれ、爪が取れ腫れの繰り返しになってしまった
脂肪種の切除手術後、患部に膿が貯まって治癒しない
肺炎であったにも拘わらず血液検査もせず腎臓病と誤診を主張され、他の動物病院へ運び込んだ時には手遅れ 獣医の怠慢
避妊手術後、不調。他の動物病院で緊急手術したら体内に残していたガーゼが組織に癒着し膨れ上がっていた
糖尿病 急死
痙攣の様な震えと激やせ、嘔吐、下痢など二年近く原因不明、開腹検査後、原因不明死
ペニスを舐めて出血、二度にわたる切断手術に失敗。術後すぐにカテーテルを抜き血液が詰まってしまった
術中の麻酔管理、術後の輸液管理等不備により死亡
子宮の腫れを指摘され、検査もせずに麻酔、手術、死亡。術後の不整脈で死んだとの説明だが
歯槽膿漏で抜歯、術前の検査はせず、レントゲンも撮らず。両顎が折れ、口が大きく開きっぱなしになってしまった
その他原因不明 死因不明 適切な内容に要約出来無い事例数件



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